派遣社員のコラム/派遣の価値観の混濁


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派遣の価値観の混濁

派遣のコンセプトは実務経験を活かすこと

派遣の本来のコンセプトは「自分が積んだ実務経験を活かして仕事をする」でした。つまり派遣社員になるには、社会経験を積み、なおかつ即戦力のある人でなければなれませんでした。

派遣社員を初めて見た日

おねえさんが銀行に勤めていた頃、オンラインシステムの変更で通常の2倍くらいの仕事量になり、時間厳守の中でこなすには人数が必要でした。しかし貿易事務という知識を持っていないと書類を作成することができないので、誰でもいいというわけにはいきません。
そこで銀行は数人の派遣社員を雇い入れました。行内のアルバイトはとても安いのに、派遣社員の時給は倍以上。ケチな銀行が太っ腹!なのは理由がありました。知識を教えることなく時間内に仕事ができる人たちという条件では、経験を積んだ派遣社員が必要だったのです。

彼女たちはいずれもどこかの商社で貿易事務の仕事をしてきたので、ひとつひとつ「これがこれ」と教えなくてもサッサと書類を作成し、おねえさんたちは非常に助かりました。毎日輸入だけでも何億というお金を動かさなければならない仕事をよくこなしてくれました。
おねえさんが派遣社員に出会ったのも銀行が初めてで、へえ〜、派遣社員って働き者と思ったのもこれがキッカケでした。

派遣に未経験者が増えた理由

さて慢性的な経済不況の中、就職困難な新卒の学生たちは、おねえさんの時代よりももっと厳しい条件で就職活動を続けています。低迷する経済の中で、新卒を採用しない会社も多く、若い力がなかなか活かせないのが現状です。
働きたくても働けない。でも仕事をしなければ生活していくことができません。
あふれる失業者、フリーター、ニートたち。

時代の世相が変わるにつれて、派遣業界も大きく変わってきました。
社会経験、実務経験、即戦力を掲げた派遣会社も、就職経験のない人たちを受け入れ、少しでも社会へ送り出すために、新卒派遣、第二新卒派遣そしてシニア派遣などのシステムを取り入れています。

そして派遣会社で社会人研修を受けさせ、派遣先へと送り込んでいくのです。
彼らにとってはこのシステムによって社会で働くことができ、派遣先の会社も新人研修にお金と時間をかけることなく受け入れることができます。
若い人が派遣社員である程度会社で働くことを覚え、実務を経験したうえで、改めて就職に挑戦することもできます。(まさに経験者とは逆のパターンです)
うまくシステムを活用すれば、お互いにメリットがあります。おねえさんも多くの人が働けるという意味では、画期的だと思います。

つまり派遣社員には、社会人経験者と未経験者の両極端が存在することになります。未経験者に対する考えと経験者に対する考えをきっちりと立て分けることが重要です。
今の派遣社員のイメージは、これによる混濁があると思います。

ニーズに合わせた選択と受け入れ態勢

即戦力を売りにしているのに、我が社に来たのは就職をしたことがない全くの未経験者だった、人件費を削減するつもりで雇ったのにキャリアがあるので時給が高すぎる、雑用をさせるつもりが契約内容の仕事しかしない。
これらの不満は、すべて派遣のしくみを理解していない、又はうまく利用できていないためのトラブルです。
トラブルが起きて困るのは派遣先の会社だけではありません。派遣会社も派遣社員もこれに巻き込まれてしまいます。

何のために派遣社員を受け入れるのか、ニーズをはっきりすることが大事です。
未経験者を受け入れるのか、それとも経験者が必要なのか?
ルーティンワークをさせるのか、それともある程度任せるのか?
会社やその職場にさまざまな条件や要求がありますので、それを正確に派遣会社へ伝え、派遣会社も派遣に関する情報を理解してもらうことが重要です。
外部から人間を雇い入れるときは、そういうことを充分考えることは会社として当然であり、また送り込むほうにも同じような努力が必要です。

派遣社員の雇い主である派遣会社の役割は重要

派遣会社は派遣社員と契約しているので、いわば契約主です。その契約主がしっかりと派遣社員をフォローできないようでは、派遣先の会社で中途半端な立場に立たされてトラブルを招き解消できません。

初めて派遣を経験する派遣社員は「派遣ってこんなものか」というイメージがついてしまい、派遣社員自身の意識が低くなってしまいます。そうするとさらに派遣先の会社にいいように使われてしまう悪循環を断ち切れないでいます。
そして派遣社員も、社会で働く一員として「正社員じゃない」立場で判断することは微妙に食い違いがあったり違和感があったりしたとしても、ひとりで考え込まずに常にコミュニケーションを取ること、働いてお金をもらっているのだから、遠慮して使いまわされないように毅然としていることです。派遣社員も意識を高めることです。

さまざまな価値観の中で、適切なものだけを入手するのは非常に難しいことですが、幅が広がった分、うまく活用すると有益なものになるのではないでしょうか。

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